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科学の時間です


内容(「BOOK」データベースより)

ここは、学園都市の全女子生徒が羨望の眼差しを注ぐ名門女子校・常盤台中学。もちろん通う生徒は全員“お嬢様”である。その“お嬢様”のひとり、御坂美琴が体育の授業後に、汗をかいた身体を洗おうとシャワーを浴びていると、隣から一人の少女が声をかけてきた。白井黒子。学園都市の治安を守る『風紀委員』であり、空間移動能力を持つ大能力の少女。彼女は、美琴を放課後のショッピングに誘う。―それが、黒子の長い長い一日の始まりになった。お姉様・御坂美琴の本当の姿を知る、長い長い一日の…。お姉様と“あの殿方”が交差するとき、白井黒子の物語は始まるのですの。


前巻の魔術サイドとは相反して今回は科学サイドが舞台。
一人称は、上条当麻ではなく、主に白井黒子というテレポート能力を使う少女。

前巻では魔術サイドの設定や世界観に圧倒される内容だったが、今巻はあまり設定面での進展は薄かった。
純粋に白井黒子がトラブルを解決し、正義感や友人との絆を再確認するといった至って普通な内容。
緻密な設定の濃さが売りの一つであるだけに、今回は内容の薄っぺらさがにじみ出ている印象。
テレポート関連の能力の設定は大いに披露されるが、どうも同じ事の繰り返しに見える。

また、前巻までに登場したキャラクターも出てくるが、見せ場を作ってあげました、といった感じがしてならない。
今回の見所は白井黒子と新しい敵との戦いであり、それ以外にほぼ何もないかもしれない。
主観人物が変わった点は変化だが、内容面に面白みがなかったかなぁというのが率直な感想。


評価:★☆☆☆☆


とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬
 出版:メディアワークス
 発売日:2006-01
 価格:¥ 557
 by ええもん屋.com
 
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トンデモワールドがまた広がる


内容(「BOOK」データベースより)
伝説の魔術師が記した、天使を召喚することができるという驚異の魔道書『法の書』が、解読法を知るシスターと共にさらわれた。学園都市でぼけーっと日常を過ごしていた上条当麻には、それはまったく関係ない出来事―のはずだったのだが、“不幸”にも何故かその救出作戦に加わることに…。しかもさらった犯人は『天草式十字凄教』、つまり神裂火織が女教皇を勤めていた宗派だというのだ…!インデックスが所属する『イギリス清教』、今回の依頼主の『ローマ正教』、そして神裂火織がかつてトップにいた『天草式』。三つの魔術組織が上条当麻と交差するとき、物語は始まる―!



どんどん風呂敷が広がります。

今回は魔術側の世界が舞台。
魔術サイドには様々な派閥があり、お偉方の思惑などが働く事件に例のごとく不幸にも上条当麻が関わることになる。

前巻まではどこかつまらなさがあって、茶番な感じが拭えなかったが、今回はなかなか面白いんじゃないの、と思えた。
ストーリー展開が上手く、シスターを巡って説明される魔術世界の勢力の現状も、重たくはあるが、今回は苦痛は感じなかった。徐々に読みやすくなっているのか、それとも自分が慣れただけなのか。

さて、今回もいろいろと新キャラが出てくるこの禁書目録シリーズ。著者のキャラクターセンスはどこまで続くのか。
没個性な外見も特徴的な口調で個性を補うという、間に合わせ感たっぷりな新キャラだが、これだけ広大な世界を描く上ではこうでもしないとやっていけないのだろう。
可哀想なのは絵師か。とても仕事が大変そうである。


ともあれ、本巻は出来の良い話だったと思う。


評価:★★★☆☆


とある魔術の禁書目録(インデックス)〈7〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈7〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬
 出版:メディアワークス
 発売日:2005-11
 価格:¥ 620
 by ええもん屋.com
 
何かいろいろ小難しい


内容(「BOOK」データベースより)
学園都市の新学期初日。それは、上条当麻が通う学校に“謎の転校生”が現れた日で、インデックスにはじめて「ともだち」ができた日で、御坂美琴がインデックスと初対面した日で、二人に板挟みになった上条があいかわらず不幸だった日で、その一部始終を傍観していた白井黒子が上条に嫉妬した日で…そして、学園都市にとある魔術師が襲来した日だった!“謎の転校生”、「ともだち」、とある魔術師。特別警戒宣言下の学園都市で科学と魔術が交差するとき、上条当麻の物語は始まる―。



今更だけど。

ライトノベルに久しぶりに帰ってきたら、読みづらさを痛感してしまう。
表現がくどいというか、一つの事実を説明するのに、最初の文章だけでわかるところを無駄に過剰説明するところもあったり。
この著者の作品だけにそうなのかもしれないけれど。


さて、内容。
読んでいくうちに広がる世界観と、意外な展開はシリーズの中でもなかなか良かったと思う。
戦闘に関しても、今まで活躍の無かったインデックスが前に出たり、と変化球を見せてきた。

シリーズ全体の話の進みも、科学側と魔術側のスタンスを明かしていて、今巻以降でどうなるのか気になるところ。

しかしなんだろう。設定の理解を求められるのがなかなか読んでいて苦しかった。
そう思ってしまった時点で、このシリーズを手放すときかもしれない。
とは言え、このいろいろ入り組んだ設定も、一巻や二巻の頃に心配していた矛盾点を徐々に解消しつつある気がする。端から見て広げすぎに思える風呂敷をたたむ自信がありそうだ。
きっと面白いと思う人には十分面白い作品。


評価:★★☆☆☆

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈6〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬
 出版:メディアワークス
 発売日:2005-07
 価格:¥ 599
 by ええもん屋.com
 
板に付いてきた


内容(「BOOK」データベースより)
8月31日。一方通行はその日、路地裏で不思議な少女と出会った。そいつは、どこかで見た顔で―。御坂美琴はその日、学生寮の前で男子生徒からデートに誘われた。そいつは超さわやかなヤツで―。上条当麻はその日、自宅で不幸な一日の始まりを感じた。なぜなら、夏休みの宿題を全くやっていないことに気づいて ―。8月31日。学園都市の夏休み最終日。それぞれの物語が幕を開けた―!鎌池×灰村コンビが放つ大人気学園アクション第五弾登場。



さて、人気未完結ラノベは刊行が続くので、読書に費やす時間の関係上どうしても積む形になりますが。久々にこのシリーズを読み進めました。
正直、表紙の絵を見ただけで吹くんですけどw


本5巻は短編集の形。 今回は主観が主人公であろう上条当麻に限られない。その点、今までとは違ったテイストを味わえる。
前巻からまた一つ創作の腕が上がった気がする。これまでのストレートに書き綴られていた、重複気味な表現よりも文章を使った演出に目がいく。

内容はと言うと、主観が変わったことで、おきまりの展開を脱却した点もあり、読んでいて味が出てきた。
また、以前登場した一方通行(アクセラレータ)が主観視点となるものでは、3巻では明かされなかった事実や彼の心境が描かれ、ストーリーに深みが増した。また、彼にはカリスマ性を感じたので、読み進めることに苦にはならなかった。
『甘さ』と『優しさ』、人を救うことなどの倫理観と心情の描写、葛藤が丁寧に描かれている。
専門用語の応酬にはついていけないところがあるが、この巻まで読んできたならば大方理解できるだろう。

短編をならべたのはよいが、その並べた順序がいささか不自然。
小休止に一つの短編が置かれているような、ぶったぎった構成をしていると思う。
各短編は時間軸がほぼ同じで、一方通行がこうしていた時上条当麻はこうしていた、といった構成だったのだろうが、ザッピング形式というわけでもなく、互いの行動が影響して交差するストーリーというほど関わる部分はあまりなかったので、この構成にした利点は薄いのではないだろうか。

うん、普通のラノベ、かな。


評価:★★☆☆☆

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬
 出版:メディアワークス
 発売日:2005-04
 価格:¥ 599
 by ええもん屋.com
 
なんだかもうやりたい放題


内容(「BOOK」データベースより)
学園都市から外出許可を得、家族と一緒に海へバカンスに来た上条当麻。そこで彼が見たものは、母親がインデックスで、インデックスが青髪ピアスで、神裂火織がステイルで、ステイルが海のオヤジで、御坂妹がその息子で、御坂美琴が当麻の妹で!?それは、“とある魔術”が原因だった。謎の魔術『御使堕し』が上条当麻を中心に展開したらしい―!?大人気学園アクション第四弾登場。



ある意味で面白い禁書目録シリーズですが、文章力の向上が見られ、なかなか読みやすくはなっています。
ただ、ストーリーテラーとしての評価は言葉を濁したい。


設定面が何でもありな勢いで、矛盾さえも起こっているような気がするのだが、そこは目を瞑る、というか私の理解力が悪いとして。
キャラクターの魅力はあるんだけど、その行動原理などが謎……というか、
「え? なんでそんなことする必要あるの?」
ていうことが多々。。。
まぁでも、それなりに良くはなってきた。いや、上から目線ってわけではないんだけど、ホントにそんな感じ。


話は、スケールのでかさに笑えた。今までと違って戦闘シーンなどでワクワク感を感じることも出来たので、徐々に作品の完成度が上がってきていると思う。


評価:★☆☆☆☆


とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬,灰村 キヨタカ
 出版:メディアワークス
 発売日:2004-12
 価格:¥ 599
 by ええもん屋.com
 
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