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上手くなってきた?


内容(「BOOK」データベースより)
「不幸だ…」真夏の夕暮れ。補習帰りにジュースの自動販売機に金を呑まれた上条当麻はそう呟いた。「ちょろっとー。なにやってんの、アンタ?」カツッと革靴を鳴らしながら、御坂美琴は上条に声をかけた。「お姉様?」その後、美琴に顔形そっくりの御坂妹がやってきた。三人の出会い。それが、事件の幕開けだった。一方通行と呼ばれる超能力者が起こす殺戮劇の、幕開けだった―。



文章力の話、正直上手くなっています。今回は作者のトンデモワールドも理解しやすかったように思います。

今回は、インデックスの出番はなく、一巻でちらっと出てきたレールガンの使い手のお話。
話としても、魅力的なキャラクターが出てきて、「こいつと戦うのか?」とか「どうなってんの?」とか思う場面もあり、良いとは思います。
ただ、悲しいのは結末が読める、ということ。

主人公の能力ですべてぶっつぶす、説得する、という展開が容易に想像でき、しかもその通りで終わるところが残念すぎる。
また、例に漏れず、今回も主人公のエゴが炸裂。他者の心情を考慮する様子が無い感じが嫌悪ポイント。
「俺が言うこと(やること)が正しい! 俺が解決! よかったろ?」て感じです。実際、なんでも何とかやって結果オーライな展開なので、その点でも展開が読めます。


評価:★★☆☆☆

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬,灰村 キヨタカ
 出版:メディアワークス
 発売日:2004-09
 価格:¥ 578
 by ええもん屋.com
 
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頑張れ……


内容(「BOOK」データベースより)
「そこ、女の子が捕まってるから」“超能力”が一般科学として認知された学園都市、その「三沢塾」で一人の巫女が囚われの身となった。そして、どうやら首謀者は、魔術側の人間らしい。上条当麻は魔術師ステイルからそう説明され、すなおにうん、と返事をした。「簡単に頷かないで欲しいね。君だって一緒に来るんだから」「…はあぁ!?」真夏の日差しの中、不気味にそびえ立つビルに二人は向かっていく。魔術師、吸血殺し、禁書目録、そして上条当麻。全ての線が交差するとき、物語は始まる―。



1巻の方にも書いていますが、文章がやはり酷い。
同じような表現が何度も出てきたり、
地の文から状況が判断できなかったり、
と。

設定面に関しても疑問が。

まず、主人公の記憶の件について、まったく生かされてないと感じる。
ただそういう話にしたかったから、という他ない適当感。
記憶がなくなっても、さして問題無さそうに生活しておきながら、
地の文で記憶の件について何度も触れる蛇足感。


主人公はともかく、ステイルやアウレオルスらの心情がないがしろにされている感が酷い。
もう少し、彼らのインデックスに対する感情を表現した方が、設定に締まりが出ると思うのだが。
要は、主人公の「オレが正義。オレが正しい」という押しつけ感で進行している気がしてならない。

欠点ばかり挙げましたが、作者の成長ぶりと設定の回収を見る意味でも続けて読んでみる…かも。


評価:★☆☆☆☆

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬,灰村 キヨタカ
 出版:メディアワークス
 発売日:2004-06
 価格:¥ 599
 by ええもん屋.com
 
「ありえねえ…」(いろんな意味で


内容(「BOOK」データベースより)
自分の部屋に、純白のシスターがいきなり空から降ってきた。「ありえねえ…」上条当麻はつぶやくが、そのシスター姿の少女はこう言った。自分は魔術の世界から逃げてきた―と。ここは“超能力”が“一般科学”として認知された、アンチ・オカルトの学園都市。上条は『インデックス』と名乗る謎の少女の言動をいぶかしむが、二人の前に本当に“魔術師”が現れて―!期待の新人が贈る学園アクションストーリー登場!



素晴らしい(?)設定の数々に目を引かれ、友人が全巻揃えていたので興味本位で手を出してみた。
自分の中では、この話、ラノベというジャンルのステレオタイプの一つ。だからこそ読んでみるかぁ、と思った。


気になったのが、文章力……。なんだか分かりづらいことが多い。無理矢理自分を納得させながら読むスタンスになる。設定自体はよく考えられていて、「こんなのが書きたい!」ていう気持ちが伝わってくるのだが、気持ちだけで内容がぴんと来ない。

設定がよく考えられてはいるのだが、練り込み不足? と感じる矛盾点というか、納得できないところもある。
「いろんな文献とか読みあさってるのかなぁ」などと思いながら設定面に感心する一方で、どうも小説に入り込めない残念さがある。

ただ、結構続いている作品のようなので人気はあるらしく、この巻を見た感じでは、今後文章力や設定の回収面での作品としての完成度向上が見込めるのでは? と期待できます。


評価:★☆☆☆☆


とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬,灰村 キヨタカ
 出版:メディアワークス
 発売日:2004-04
 価格:¥ 599
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