晴れ晴れしい友情の形
内容(「MARC」データベースより)
ともに心に深い傷を持つ、チャランポランな男ふたりが、反発しながらも友情を築き上げていく。人に信じてもらえなかった男と人を信じなかった男の奇妙な関係を描いたテレビドラマを小説化した。
イケメンだが、多額の借金を背負っている男と、非情になりきれない借金取りの話。
それぞれ暗い過去を背負っている二人の、『腐れ縁→友情』の形を描いた作品。
今となっては、遙か昔のドラマの小説バージョンで、入手困難じゃないだろうか。
当時、個人的にとてもインパクトのあるドラマだったため、
古本屋でこの小説を見た瞬間、即購入。
あ、歳がばれそうですね。
ドラマのノベライズということもあってか、台詞が多め。読みやすさの面では良好。
個性的な二人の心が繋がっていく様子がわかりやすく、ドラマ主演のハマちゃんとキムタクが脳内に浮かび上がり、ニヤニヤしながら読める。
ただ、作品が古いので、現代人の感性ではチープに感じるかもしれない。
今まで読んできた小説の中では、読後感のすがすがしさがトップクラスです。
とは言っても、どろどろした小説ばかり読んでる私なので参考にはならないか。
評価:★★★★☆
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