忍者ブログ
本、音楽、ゲームなどの書評、感想をネタバレしない程度に書いていきます。詳しくは『このブログについて』をご覧下さい。 貴方のインドアライフに役立てば幸いです。
プロフィール
HN:
エリシオ
性別:
男性
自己紹介:
読書とゲームと投資に明け暮れる、インドア特化型なしがない社会人
カテゴリー
リンク集
当ブログは、リンクフリーです。 相互リンク大歓迎です。 相互リンクを希望の際は helissio5963(アットマーク)gmail.com まで。アットマークは手動入力してくださいな。
ランキング
気に入ったらPlease Click!
人気ブログランキングへ
最新CM
[08/16 エリシオ]
[08/13 古宮昇]
[08/01 エリシオ]
[08/01 秋津学]
[11/22 エリシオ]
最新TB
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

は?(悪い意味で)


内容(「BOOK」データベースより)
刑務所内での密室殺人。社会派でありながら超本格。読み落としていい箇所はラスト一行までどこにもない。あなたは絶対に鉄壁のトリックを見破れない。そして必ず、二度読む。第55回江戸川乱歩賞受賞作。

いや、読んだ感想「は?」です。
自分の読書量を考えて、これは自分の読解力では手を出すべき作品ではなかったのか、と落胆していたのだが、ネット上の感想などを見て、自分の感想と大方似通っていることがわかり、自信が付いた。

正直、ひどいと思った。お金と時間を返して欲しい、と思うほどに。

本書の帯にデカデカと書かれている東野圭吾氏が書いた売り文句。『乱歩賞史上最高のトリック』。
乱歩賞を読んだことがなかった私だが、これが本当ならば・・・いえ、その先は控えましょう。
トリックについては置いておきましょう。ネタバレにもなりかねません。


とりあえず、最初に言うべきは読み始める前に、
うっかり最後の一行は読まないようにしてくれ、と。

どんでん返しが待っています。


ただ、そのどんでん返し。全然訳が分かりません。なんで?え?って思わせようとする著者の意図はわかるのですが、本気で意味が分からない。これは読解力の問題ですかねえ。どちらかというと、本文中に説得力が全く感じられなかったのだと思う。要は説明不足。
もちろん、叙述トリックなんて物でもないと思う。

多分、これについて『あなたは二度、読む』というフレーズで売っているのかもしれない。
正直、二度目読む気がしません。ストーリーについて分かっていない状態で、書評を書くのもなんですが。。。まぁ、これは書評でなく、一個人の感想としてということで。


もう丁寧に感想を書くのさえだるい。箇条書きで勘弁してください。

・登場人物が無駄に多い。
・登場人物の書き分けをできていない、というか書き分けようという努力さえ感じない。どれも同じ感じ。行動理念も没個性。
・しかも、登場人物の名前が似ているのが多い
・そして、頻繁に主観人物が入れ替わる。正直ついて行けない
・序章と終章以外の章立ての意味が分からない。何の区切りなのか。
・トリック、動機が小説にしても無理がないだろうか・・・。突っ込みどころ満載。
・警察がちょっと無能じゃないか?
・終わってみれば、あの話は無駄じゃないか?ってところが多い。

感心したところ
・社会問題、法律問題について突く姿勢


そんなところです。
お薦めしない作品は、一律★1にしてます。


評価:★☆☆☆☆

プリズン・トリック
「プリズン・トリック」
 [単行本]
 著者:遠藤 武文
 出版:講談社
 発売日:2009-08-07
 価格:¥ 1,680
 by ええもん屋.com
 
PR
Copyright © めざせインドアマスター All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]