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さくっと楽しむ密室殺人4編!


狐火の家 (角川文庫)
狐火の家 (角川文庫)
posted with amazlet at 16.02.28
貴志 祐介
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-09-23)
売り上げランキング: 140,317
内容(「BOOK」データベースより)
『硝子のハンマー』(日本推理作家協会賞)から4年。弁護士・純子&防犯探偵・榎本、堂々のカムバック。ますますヒートアップ!ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ。



『黒い家』や『クリムゾンの迷宮』『天使の囀り』『青の炎』など名作を生み出している、貴志祐介さんの短編集。

いやぁ、相変わらず彼の圧倒的知識量には驚かされるばかり。
密室殺人なんかより、なんでそんなこと知ってるの? っていう点で感動してしまうのは、私が貴志祐介ファンだからかもしれない。


さて、この本には4つの短編が収録されています。
どれも、密室殺人が話の核となっており、登場人物は『硝子のハンマー』に出てきた、元泥棒と弁護士という珍妙な二人組。
それぞれの雑感は↓の通り。

・狐火の家
本格推理?的な内容。本のタイトルになっているわりには、結末はいささかあっけなかった感がある。

・黒い牙
とても気持ち悪い話。話は非常に面白かった。犯人が二択という点は、実は私にとっては初めて。
最後の取らなかった電話が伏線になっている、と期待していたのだが、そのまま解決してしまった点が残念だったかな。

・盤端の迷宮
将棋界を舞台とした、なかなか本格的な推理小説の印象。だが、なんとなく犯人がわかってしまった。
いまいち話がわかりにくかったのは、恐らく私の読解力の問題。

・犬のみぞ知る
なんだろう、この雰囲気。へんてこな殺人劇です。読み終わって、「なんだったんだろう…」て気分になった。
これは笑い話なんですかね? 読解力が無くて困る。


どれも、肩透しを食らったような終わり方だったかもしれない。
短編ってこんなものなのかな。
まぁ4つ楽しめるという点で、★一つ分UPさ。


評価:★★★☆☆

狐火の家 (角川文庫)
狐火の家 (角川文庫)
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貴志 祐介
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-09-23)
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少し変わった、でも、いつものバッカーノ!


内容(「BOOK」データベースより)
その不死者の名はエルマー・C・アルバトロス。“笑い”に異常な執着を持ち、ハッピーエンドの為なら手段を選ばない『笑顔中毒者』である。三百年前に別れたその男を捜して北欧の森を訪れた4人の不死者たち。そこには古びた小さな村があった。突然現れた来訪者に敵意の眼差しを向ける村人たち、なぜか彼らに“ 悪魔”と恐れられているエルマー、そして不思議な少女―。謎に満ちた村で繰り広げられる、『バッカーノ!』異色作。




今回は不死者の一人、エルマーにスポットが当たっている。
森の中のいかにも怪しげな村、因習にとらわれているような典型的ミステリアスな村を舞台に、バカ騒ぎが始まる。

ミステリー要素を若干交えた感じで、村の全容などを含めた伏線が読んでいて気になった。
その点が異色作たらしめている点だろうか。それでも、バッカーノ!シリーズの根幹となる、個性豊かな登場人物が絡みあったバカ騒ぎは健在。

ただ、話そのものにいまいち魅力を感じず、この村を舞台にミステリー要素を入れるには『不死』という緊張感を削ぐ設定が足枷になった印象。
エルマーという人間を描く話になっているので、エルマーに魅力を感じるか否かでストーリーの面白みも変わるのでは。

これも一つのバッカーノ!として読むべし。


評価:★★☆☆☆


バッカーノ!2001―The Children Of Bottle (電撃文庫)
「バッカーノ!2001―The Children Of Bottle (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:成田 良悟
 出版:メディアワークス
 発売日:2004-02
 価格:¥ 641
 by ええもん屋.com
 
頑張れ……


内容(「BOOK」データベースより)
「そこ、女の子が捕まってるから」“超能力”が一般科学として認知された学園都市、その「三沢塾」で一人の巫女が囚われの身となった。そして、どうやら首謀者は、魔術側の人間らしい。上条当麻は魔術師ステイルからそう説明され、すなおにうん、と返事をした。「簡単に頷かないで欲しいね。君だって一緒に来るんだから」「…はあぁ!?」真夏の日差しの中、不気味にそびえ立つビルに二人は向かっていく。魔術師、吸血殺し、禁書目録、そして上条当麻。全ての線が交差するとき、物語は始まる―。



1巻の方にも書いていますが、文章がやはり酷い。
同じような表現が何度も出てきたり、
地の文から状況が判断できなかったり、
と。

設定面に関しても疑問が。

まず、主人公の記憶の件について、まったく生かされてないと感じる。
ただそういう話にしたかったから、という他ない適当感。
記憶がなくなっても、さして問題無さそうに生活しておきながら、
地の文で記憶の件について何度も触れる蛇足感。


主人公はともかく、ステイルやアウレオルスらの心情がないがしろにされている感が酷い。
もう少し、彼らのインデックスに対する感情を表現した方が、設定に締まりが出ると思うのだが。
要は、主人公の「オレが正義。オレが正しい」という押しつけ感で進行している気がしてならない。

欠点ばかり挙げましたが、作者の成長ぶりと設定の回収を見る意味でも続けて読んでみる…かも。


評価:★☆☆☆☆

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)
「とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:鎌池 和馬,灰村 キヨタカ
 出版:メディアワークス
 発売日:2004-06
 価格:¥ 599
 by ええもん屋.com
 
ほのぼのなバッカーノ!

内容(「BOOK」データベースより抜粋)
第9回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞の「バッカーノ!」シリーズ第3弾。錬金術師ベグは自らが作り出した麻薬が人間を最高の世界に導くと信じていた。麻薬中毒者ロイは薬漬けの生活から抜け出そうと葛藤していた。ルノラータファミリーの幹部グスターヴォは失敗続きのビジネスに苛立っていた。ガンドールファミリーの幹部ラックはこれから激化するであろう抗争の予感を抱いていた。少女イヴは無き者にされた兄の仇を討つ決意を胸に秘めていた。それぞれの生き様が交錯する時、運命はドミノ倒しの様に連鎖し、そして―。




前巻のような、すさまじい展開があるわけではなく、今作は落ち着いた内容。
あとがきで作者も“ほのぼのとした作品”と述べている。
もちろん、バッカーノ!で言うほのぼのであり、世間一般のほのぼのではない。

読み終えて、どういった点が印象的だったかというと、イマイチない。
マフィア連中や、麻薬中毒者とその恋人、富豪の娘がどのように関わってくるのか、といった点が見所だ。
また、前巻までにチラチラと出てきた特殊な経営法の情報屋についても、スポットが当たっており、彼らの存在がこの町にどのように影響しているのかを知ることができる。作り込まれた設定はさすがだなぁ、と実感する。
展開よりはこのバッカーノ!の世界観に陶酔して楽しんだ印象。


多種多様なバックボーンを持つ彼らの生き様を描いているほのぼの作品といったところでしょうか。


評価:★★☆☆☆


バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)
「バッカーノ!1932―Drug & The Dominos (電撃文庫)」
 [文庫]
 著者:成田 良悟
 出版:メディアワークス
 発売日:2003-10
 価格:¥ 620
 by ええもん屋.com
 
最っ高の気持ち悪さ


内容(「BOOK」データベースより)
北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?前人未到の恐怖が、あなたを襲う。



貴志祐介作品に貪欲な私だが、今まで読んだ中でこれが最も熱かったかもしれない。
ホラー分類ということで、絶望的な気持ち悪さや恐怖が襲ってくる。
この素晴らしさについては、語る技量も無いと説明を放棄したくなるが、それではこのサイトの意味がないと思い、自分を奮い立たせます。

背徳的な行動の数々を引き起こす得体の知れない症状の人々が描かれる。設定だけならまだしも、その表現がえぐい。
おそらく、読者にイメージさせることが上手なのだ。説明された内容を想像するだけでなく、文章からは読み取れない部分をも想像させる感触。文章から現場の臭いさえ漂ってくる、というのは言い過ぎかな。

次の人物に主観が移る際にも、この人にいったい何が…?などとビクビクしながらも、ページを捲り続けてしまう。
結論も納得。どんでん返しを期待する、おそらく推理ものやミステリーならば「なんだそりゃ」になるでしょうが、ホラー作品としては正直非の打ち所がないと私は思った。

もう一度読み直して、何がそんなにすごいのか研究したいところです。
まぁ、単純に自分の好みだったってのが大きいかもね。


評価:★★★★★

天使の囀り (角川ホラー文庫)
「天使の囀り (角川ホラー文庫)」
 [文庫]
 著者:貴志 祐介
 出版:角川書店
 発売日:2000-12
 価格:¥ 820
 by ええもん屋.com
 
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