なに? この怪物w
内容(「BOOK」データベースより)
第9回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した成田良悟の受賞後第1作『バッカーノ!1931鈍行編』と同時間軸、別視点で語られる「特急編」。少年はNYの友達と会うため、列車に乗り込んだ。作業着の女はNYの雇い主と会うため、列車に乗り込んだ。車掌は―仕事なので列車に乗り込んだ。あの事件さえ起こらなければ、彼らは何事もなく目的地に着く筈だった。だが怪物は目覚めてしまった―その名は“線路の影をなぞる者”。
前巻『
バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad』の別視点(別のキャラクター視点)から見た作品。前作では回収されなかったことが明らかになる。
特に、怪物“線路の影をなぞる者(レールトレイサー)”についてがスッキリ。
レールトレイサーの吹っ飛びっぷりは必見か。
特に書くことは前巻の感想に書いてしまったのだが。
鈍行編とセットで購入は必至。言うまでもなく面白かったです。
前巻のわだかまりを回収するので、引っかかる点もない。
分冊的な構成にもかかわらず、
なかなか前巻の残し方、今作での引っ張り方のさじ加減が絶妙と言える。
評価:★★★★☆
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