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ツボの本の決定版!?


内容紹介
一目瞭然のCG図解で、確実に押せるから、面白いほどよく効く
―――ツボが見える!―――
「ちゃんと押せているのかイマイチわからない」ツボ押しの際のそんなストレス、本書では無縁です。位置を骨ごと明示することで、格段にわかりやすく、見つけやすくしました!探り当てる楽しさ、あなたも味わってください

【骨を頼りに探せば、これまで見つけにくかったツボも、簡単に探り当てられる!】

ツボは、体の表面ではなく奥に存在します。ツボというのは実は神経の交差点。神経というのは骨に守られるように、そのすぐそばにあるので、ツボは骨のキワにあること多いのです。そこで本書では、体の奥、骨のキワにあるツボの位置を正確に示し、確実に探り当てられるように、ツボ位置をすべて、写真に骨を重ねた CG図解にしました! これまでよりも確実にわかりやすく、見つけやすくなっています。本書の革命的CG図解で、ツボを探り当てる楽しさを、ぜひ味わってください。

【見つけやすくて速効性の高い「万能ツボ」も紹介】

はじめに、初心者でも見つけやすく速効性も高い「万能ツボ」を紹介しています。本書ではツボ位置を明示した上で、そこにたどりつくためのステップも丁寧に紹介しています。押し方のポイントもくわしく説明しているので、確実に見つけ、ちゃんと押せるはず。ツボにしっかり入ったときの「ツーン」という感覚が得られるはずです。

【心や体を元気にするツボを多数紹介】

肩こり、腰痛といった疲れや、頭痛、胃痛といった痛みに効くツボはもちろん、高・低血圧、花粉症など体質改善に効くツボまで紹介しています。また、プチうつやイライラ、不安、不眠など心の悩みに効くツボも取り上げてします。いつでもどこでも手軽にできるツボ押しで、不調やおなやみ症状をしっかりケアしましょう。

【ボディメイクやスキンケアなど、美容に効くツボも網羅】

ツボ押しは、健康だけでなく美容にも効果的! 美しいボディラインに、ツルツルのお肌に…、そんなビューティーケアもツボでできるのです。ダイエット、パーツ別シェイプアップ、スキンケア、ヘアケアなど、充実の内容です。




と、内容紹介をコピーしてきたら、書くことが無くなってしまったわけですが。


ツボについて今まで学んでこなかった私だが、ツボの効果というのは想像以上に多岐にわたっているようだ。
肩こり、腰痛、胃痛、下痢、便秘、更年期障害、不安やイライラといった精神面、バストアップ、ニキビ対策といった美容面まで効果を発するツボが私たちの身体には眠っている。

それらのツボを網羅したのがこの本であり、ツボの探し方と押し方をカラー写真とCGによる骨格表示によって説明してあるという非常に分かりやすい内容だ。
『一目で分かる!必ず見つかる!』という売り文句は信用していい。ツボの本は他に所持していないが、これがあればいいではないかと思わせるわかりやすさである。

とりあえず、合谷のような万能ツボを覚えるところから始めていき、後に自分の体調や心身の不満点に応じたツボを覚えていけば安泰と思われる。
また、ツボ以外にも、『ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる』とか『疲れにはビタミンA』といった症状ごとにプラスアルファな役に立つ知識も添えられている。

自然治癒力やボディメイクを兼ねた心身に良い働きを促進させるツボ。興味のある方は是非この本を薦めたい。
全ページカラーのわりに、この値段というのもよい。


評価:★★★★★


一目でわかる! 必ず見つかる! ホントのツボがちゃんと押せる本
「一目でわかる! 必ず見つかる! ホントのツボがちゃんと押せる本」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:加藤雅俊
 出版:高橋書店
 発売日:2008-05-01
 価格:¥ 998
 by ええもん屋.com
 
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あぁ、これは大賞取るわけだわ


内容(「BOOK」データベースより)

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。



「他の応募作品と比べずとも、絶対的評価で大賞が取れそう」と思わされるくらいの恐ろしい作品。

貴志祐介氏の名著を久しぶりに再読してみた。
生命保険に関する記述が多く、業界話が多めな印象。蛇足な感じは無くもないが、そこがやはり貴志祐介らしさというか説得力の倍増効果がある。
著者自身が生命保険会社出ということもあってか、生き生きとした筆致だ。

最近発売された『悪の教典』に比べ、非常にホラーな仕上がりであり、ディテールも丁寧に思われる。

心理学に関する言及が多い。著者は心理学に精通しているのだろう。その辺りの書籍で拾った付焼刃の俗解知識ではなく、専門性を感じさせ、さらには学者の諸説や社会現象、またそれらを鑑みた今後の課題についてまで考察させるところまで題材として引っ張ってきている社会派の一面も帯びていた。

面白い作品は結末を知っていても面白い、というのは本当だ。
今思えば、貴志祐介氏の名著である本作品には彼の強みが非常に現れている。先に述べた心理学の件もそうだが、昆虫学の知識とそれらをストーリーに絡める点もそうだ。専門性の深さが説得力や表現力に力を加え、またそれらの表現が門外漢にもありありと伝わるというすばらしさ。そして、これがホラーというジャンルにおいてどれほど強みとなるだろう。
ホラーの醍醐味でもある、じりじり迫る恐怖心、解放されるカタルシス。本作は、これらを心理学と昆虫学、生命保険会社勤務の経験によって組み立てた著者の努力の結晶と思われる。
渾身の出来とはこのことじゃないだろうか。

第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作というのは伊達じゃない。これほど力の入れられた内容はそうそう存在しない気がする。ホラー作品は非学の身だが、私の中では極上のホラー作品という位置づけでいいと思わせるほどの快作だ。
文句なしの満点である。


評価:★★★★★


黒い家 (角川ホラー文庫)
「黒い家 (角川ホラー文庫)」
 [文庫]
 著者:貴志 祐介
 出版:角川書店
 発売日:1998-12
 価格:¥ 700
 by ええもん屋.com
 
此の世は、ゲーム。


内容(「BOOK」データベースより)

「上司と部下の人間関係」、「企業間での競争」、「政治のかけひき」。ゲーム理論では、あらゆる問題をひとつの「ゲーム」ととらえます。起こっている問題がどのような構造になっていて、どんなルールに支配されているかを考える際、その全体像を「ゲーム」と呼んでいるのです。あらゆる問題を「ゲーム」として見ることができれば、「ゲームの構造(問題の本質)」を俯瞰的に見ることができ、より質の高い思考を行なうことができます。本書の目的は、ゲーム理論の代表的なゲームを学びながら、その「戦略的思考」を身につけることにあります。



経営学などのビジネス書でよく耳にするゲーム理論という言葉。具体的内容を知らなかったので、本書を取ってみた。

●序章『ゲーム理論で「3つの力」を手に入れる』
●第一章『囚人のジレンマ ~ゲーム理論入門~』
●第二章『コーディネーション ~「有利な市場」をつくりだす~』
●第三章『3つのゲーム ~利害関係の多様性を知る~』
●第四章『ダイナミック・ゲーム ~「時間的な視野」を広げよう~』
●第五章『人間は「不合理」に動く ~感情+ゲーム理論~』



VHSとベータ、ブルーレイとHD-DVDの市場競争から、キューバ危機まで様々な社会問題をゲーム理論を用い、状況を客観的に捉えることのできる力を養うことができる本だ。
こういった状況下にあるA社とB社はどのように行動をするべきで、どうすればもっとも双方に良い結果になるか、といったことが展開される。

本書に書かれている内容は、何となく過ごしていると、わかっているようでわかっていない部分が多い。
例えば、A社が市場を独占している地域にB社が参入しようとする場合、参入するべきか否か、また参入された場合、A社は徹底抗戦するべきか、共に市場を確立するべきか、というもの。
また、1から順に3回連続まで数えていいローテーションゲームで『10を言った方が負け』のルールの必勝法もこのゲーム理論で理解できる。

この手の本を読んだことがなかったので少し新鮮だったのだが、読み終えてみて何が心に残ったかと言われると、少し言い淀んでしまう。ゲーム理論について全くの無知であったが、本書はそんな自分にもわかりやすい分、少し浅い印象で、もっとゲーム理論について知りたいという気持ちが残る不完全燃焼な読後感だった。

ゲーム理論が社会や経済面でどのように活用されるのか、という点は非常にわかりやすく、ちょっとした雑学気分で読める内容だが、これを自分の人生で活かしていこう!というには難しいかなぁ、という感触。
まさにタイトル通り、ゲーム理論による戦略思想の技術を教えてくれる内容であり、それ以上でも以下でもないかな、と。
入門書のような位置づけと思われる。


評価:★★★☆☆

ゲーム理論の思考法
「ゲーム理論の思考法」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:川西 諭
 出版:中経出版
 発売日:2009-09-01
 価格:¥ 1,470
 by ええもん屋.com
 
この著者、頭良すぎる


内容(「BOOK」データベースより)
ルックス?学歴?年収?…そんなもの関係ない。男達が求め続けた答えがここにある!封印を解く「イメージボックス」―彼女はあなたの中の「自分」に恋します。



悪知恵でも知略謀略でもなく、人間と向き合って人間の無意識に語りかける、それがまさに催眠術ということか。しかしまぁ、対人関係の心理学をかじってきた自分にも、まだまだ驚きの理論や手法が眠っているというのだから、知的探究はやめられない。
そこで次に手を出したるは、催眠誘導の貴公子である著者の本であった。



●第一章『恋愛心理にもっとも役立つ催眠の理論と手法』
心理誘導の取っ付きの部分でもある、相手との信頼関係を形成するための理論と手法を主に、女性とのコミュニケーションがスムーズになる会話の持っていき方、上手な誘い方といった部分まで書かれており、心理誘導の基礎がわかる章。

●第二章『恋愛上手になるための大原則』

相手の気を引く、好意を抱かせる、といった手法が書かれている。相手に気づかれずに、相手の選択肢を絞って誘いかける心理誘導の片鱗も味わえる。

●第三章『恋愛を支配する恐るべきイメージ・ボックス』
ここでは、イメージ・ボックスという目から鱗が落ちるような人間の心理を提唱している。日々どういったことを期待して、どのように生きているのか、というその人の大まかな人生観さえ俯瞰できそうなこの理論は、恋愛はもちろんのこと、仕事や友人関係で大いに役に立つはずだ。わかりやすく、イメージしやすく、聞いただけで日常で実践しやすい内容だけに、この章は本書の中でも強く推したい。

●第四章『セックスへのいざない』

催眠誘導を利用したセックスへの誘い方をレクチャーする恋愛講座の章。女性の気持ちを盛り上げる方法や、逆にOKだった気持ちを覚めさせる原因など、ありがちな心の動きを把握できる。かなりそれっぽい内容で、書かれている状況が容易に想像できるが、ただ、やはり人それぞれなので過信は禁物。

●第五章『性的本能を呼び起こすセックスinトランス』
いざ、セックスとなった時に、相手を絶頂へ導く方法を、催眠誘導の見地から教えてくれる。まずは、トランスという言葉の説明から入り、トランス誘導のやり方に繋ぐ。実際のセックスは意識せずとも少なからずこのトランス状態になっているはずである。セックスマニュアルみたいなものと思ってよい。

●第六章『モテる男になるための志』
名の通り、モテる男になるためにはどういう気持ちでいればいいか、といったことを書いている。しゃべり方、心構え、お金の使い方や気配りといった点に触れている。比較的、催眠の要素は薄いが、意識レベルではなく無意識に感じられる部分について記述する点は催眠術師としてのアドバイスだろう。


本書の見所は、BOOKデータベースにもある第三章のイメージ・ボックスという概念ではないだろうか。
これを意識して生活すれば、周囲の人との信頼関係を築く一助となるに違いない。
その他の点では、男性を対象にした恋愛マニュアルという性格もあって、女心についての解説と攻略法を多々記述している、男性向けの本である。
女性やフェミニストが読むと少し反感を買うのでは、という記述はあるが、全てとても事実無根とは思えないし、身近な女性に当てはまる部分は多い。

ただ、こんな本を読んでいる男性についてどう思われるか、という点は自分で考えるしかない。


評価:★★★★☆


催眠恋愛術 ―女心を誘導する禁断のテクニック
「催眠恋愛術 ―女心を誘導する禁断のテクニック」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:林 貞年
 出版:現代書林
 発売日:2009-11-13
 価格:¥ 1,470
 by ええもん屋.com
 
ホメることは重要だ。では、その技術とは?


内容(「BOOK」データベースより)
欧米流自己演出術である「パワープレイ」の第一人者として知られている著者が、仕事力・人間力が確実にアップする最強の心理作戦を紹介!仕事がデキる人だけに共通した「魔法のホメ技」とは…?相手のタイプ別ホメ方テクニックやさまざまな場面に応じたホメ方、あなたがホメ上手かどうかがわかる「心理テスト」なども収録。ビジネス交渉で敵を引き込む、好きな異性の心を掴む…など職場や家庭、人間関係等で役立つ実践的なノウハウが満載の一冊です!これを読むだけで、あなたのホメる技術は確実にアップします。



ホメることはとても大切なことだ。ホメることはいいことだ。といった事は教育・職場・人間関係などの本を見ればどこでも書かれていることだと思う。しかし、どのようにホメればよいか、どういったホメ方がいいかという部分までは言及している本はほとんど存在しないと筆者は言う。
たしかに、本書のように『ホメる事』について徹底的に解説する書籍は数少ない(もしかすると存在しない)だろう。
章立ては以下の通り。

●第一章『人をホメる前に、これだけは知っておきたい基礎知識』
●第二章『相手のタイプ別・ホメ方テクニック!』
●第三章『ホメ上手な人になる心理戦術』
●第四章『とりあえずその場を乗り切るホメ方、叱り方』
●第五章『こんな場面ではどうホメればいいか』
●巻末付録『ホメられ上手になるための心理テクニック』



内容的に、アドラー心理学に通ずる部分もある。
もっとも、アドラーの場合、「ホメる」は上から目線の行為で駄目であり、勇気づけることが重要と説くが、そういった厳密な区別は目を瞑るとして、本書で書かれたホメ方は勇気づけ方という言い換えができる内容だ。

ホメるということは、言われる側はほぼ間違いなく喜び、言った側の印象を良くする最高の武器と思う。これを使わない手はない。
本書を読めば、皮肉や嫌みにならないホメ方、自然なホメ方、相手が喜ぶ効果的なホメ方がわかる。
1~4章末に実戦トレーニングとして、ホメる技術をチェックする問題もあるので、あなたのホメる力を試すことも可能だ。

あっと驚くような内容ではないにしても、意識改革やホメる行為の重要性と方法論をこれほど言及した内容は本書の他にあまり存在しないはずだ。これを読んでホメてホメてホメまくってください。すると、その人は喜び、あなたに好意的になるはず。
職場・恋愛・家庭、此の世に存在する多種多様な人間関係を改善する最強のテクニックは本書にある。


評価:★★★★☆


すごい!ホメ方―職場で、家庭で、恋愛で…相手を思うままに操る悪魔の心理術 (廣済堂文庫)
「すごい!ホメ方―職場で、家庭で、恋愛で…相手を思うままに操る悪魔の心理術 (廣済堂文庫)」
 [文庫]
 著者:内藤 誼人
 出版:廣済堂出版
 発売日:2007-09
 価格:¥ 600
 by ええもん屋.com
 
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