なんだか元気が出てくる一週間
ボーカル、ギター、ベース、ドラムスのスタンダード構成に加え、トランペット、サックス、トロンボーンなども加勢しているバンド、乙三。
“オッサン”という名前だけあって、なんだかオッサンぽい印象を受ける音楽。
これはけなしているわけではなく、最近のダンスミュージックやJヒップホップ中心の売れ筋のようなものとは違い、自分らしさを追求したフォークソングというか、ちょっと懐かしい感じの歌謡曲で勝負している、という点で好感触だったということです。
私としては、サザンオールスターズのような怪しげで珍妙な面白いノリを、曲や歌詞から感じた。
曲構成も、楽器編成の面から見ても異色でオリジナリティを感じる。
さて、この『火曜日』は乙三にとって2ndミニアルバム。
一週間を題材とした7曲。なんだか、仕事に追われる社会人にとってこのアルバムは一つの癒しかもしれない。
歌詞に妙に好感が持てるのは、私がオッサンだからでしょうか。
私にとってお気に入り曲↓
1.月曜日::杉並超ブルース
月曜日、ブルースです。あぁ、一週間始まったよ、頑張ろう。という気持ちがにじみ出るような哀調を帯びた曲。
2.火曜日::火曜日
カラオケで盛り上がれそうなノリノリの一曲。アルバムのタイトルにもなっているが、一時期有線などでもかかっていたことから、乙三の人気曲の一つなのだろう。曲を聴いたところ何を言ってるのか分からない、というか「火曜日!」しか印象に残らないけど、そこが覚えやすくてすごく耳に残る。聞いた当初は頭の中で反芻していたなぁ。
評価:★★★☆☆
PR