もっとも信頼できる麻雀の実用書
内容(「BOOK」データベースより)
「数理の力」があなたの麻雀を変える。
麻雀に関する本は山ほど売られている。私も数冊持っているのだが、総じて言えることは、「~の時はこうしろ!」などと具体的な事は書かれていない。
振り込むリスクと上がるリターンを熟慮した結果の勝負所、リーチの掛けどころといったことは書かれていない。どちらかというと、精神論や持論、経験から来る何となく(と言っては失礼だが)書いた法則を掲げているものが多いのではないだろうか。
この本はそんなことは一切無く、完全に科学で、計算で、麻雀の疑問を解決している。
愚形、好形などのいろいろな状況下でリーチすべきか否か、役牌の処理、様々なケースでのあがれる(ツモる)確率、ドラがらみの確率など。すべての答えがこの中にあると言っても過言ではない。
すべてが統計、難しげな計算の元で出された内容なので科学的に信用できます。その計算方法なども詳しく解説されていますが、小難しいことが苦手な人は、正直読まなくて大丈夫。
流れやオカルトを信じないスタンスの麻雀プレイヤーは必見。自分の麻雀に対するスタンス、勝負のかけどころ、降りどころ、役への持って行き方、鳴きどころ、などを確立するにはもってこいの実用書と言える。
精神面が少なからず作用する麻雀だからこそ、いつなん時でもリスクとリターンを考慮できるようこの本を読んでみるのがよいかもしれない。
麻雀に必勝の方法などあるわけないので、たとえ負けたときでも「こうして負けたのなら仕方がない」と言い切れるようサポートにもなるでしょう。
科学や計算だけで勝敗が決まる単純なゲームではない麻雀。だからこそ、参考として知識としてこの本は是非ともお薦めしたい。鵜呑みにしてプレイスタイルに反映させるかは別として。
評価:★★★★☆
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